2022年に行われた北京オリンピックにてROCのトルソワ選手が演技後にコーチとのハグを拒否したことが話題になりました。

ショートプログラムで出遅れたトルソワ選手は、フリーの演技で4回転ジャンプを5回跳ぶという女子史上初の偉業を達成。

フリーでの得点171.13はオリンピック記録でしたが、結果は2位で銀メダル獲得となりました。

その後に、コーチのエテリ氏とのハグを拒否しています。

この記事では

・トルソワ選手がハグを拒否した理由

・トルソワ選手の現在

について紹介していきます。

トルソワ選手がなぜハグを拒否したのか

 

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北京オリンピック フィギュア女子フリーの演技後、トルソワ選手はコーチであるエテリ氏のハグを拒否し、

みんな憎い。なにもかも大嫌い。二度と氷の上には上がらない』と涙ながらに発言しています。

この発言からエテリコーチとの不仲も噂されましたが、トルソワ選手の性格による行動だと判断しました。

なぜこの結論に至ったか解説します。

コーチ・エテリ氏との関係

 

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トルソワ選手が12歳の2016年にエテリ氏がコーチとして指導することになりました。

エテリコーチの指導方法は厳しいことで知られており、そのことから『鉄の女』『氷の女王』と呼ばれています。

指導の特徴として

・厳しい叱責

・高負荷+高難度の練習

・ミスがなくなるまでの反復練習

・100g単位の体重管理

他にもスケートリンクの事を『工場』、選手の事を『原材料』と過激な表現したりと、指導方法には国内で賛否が分かれていますが、オリンピックメダリストを多く育てるなど結果を出しています。

選手に対し薬物を使用したドーピング疑惑もありましたが、真相は解明されていません。

トルソワ選手はエテリコーチに対して時間や状況もかえりみず、文字通り彼女が持つ一番良いものと貴重なものすべてを私に捧げてくれたエテリ・トゥトベリーゼ先生』と過去に発言していますので、エテリコーチの事が、嫌いだったわけではなさそうですね。

一時期はエテリコーチの下を離れて別のコーチ師事したこともありますが、現在は出戻りでエテリコーチの下に帰ってきています。

エテリコーチを信頼しているからこその出戻りなのでしょう。

トルソワ選手の性格

 

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トルソワ選手の性格は『戦車の様』『完璧主義』と言われています。

どんな状況であっても、自分のハードルを下げず前に進み続けるからこそ、4回転の女王と呼ばれる程の選手になったのでしょうね。

その性格から、『制御不能』『頑固者』といった一面もあり、周囲の言うこと聞かないこともあったとか。

ロシアメディアでは、感情的な部分を克服しコーチの言うことに耳を傾けていれば、金メダルの可能性もあったと報道しています。

完璧主義者としての性格もあり、4回転ジャンプを5回成功させたにも関わらず金メダルに届かなかった自身へのイラ立ちから、エテリコーチとのハグを拒否したのでしょう。

トルソワ選手の現在は?

 

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『二度と氷の上には上がらない』と発言したトルソワ選手ですが、北京オリンピック後もフィギュアスケート選手として活躍しています。

2023年のロシアグランプリファイナルでは背中のケガが原因で欠場していますが、4回転ジャンプは健在です。

恋人の存在も公表しており、お相手はロシア人で同じフィギュアスケート選手のマルク・コンドラチュク選手

美男美女のステキなカップルですね。

 

まとめ

 

今回は、北京オリンピックでトルソワ選手がコーチからのハグを拒否した理由について調査しました。

・コーチのエテリ氏は厳しい指導で有名だが、2人の関係は良好だった。

・完璧主義な性格で、結果に納得できなかった。

・プライベートでは恋人の存在も。

現在はケガで療養中ですが、復帰後の4回転ジャンプに期待しましょう。

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